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プロ雀士コラム

まずはじめに、お断りしておかねばならぬ事がある。
このリレーエッセィは、ある者があるものを書き、それを名指しである者に送る。
送られたある者は、一ヶ月以内にやっぱりあるものを書き、それをある者に送る。
これ、いわば幸福の手紙の麻雀版である。
もちろん、送られた方は幸福どころか不幸の矢を射られたようでたまったものではない。
しかし、こんな読み物が麻雀ファンや仲間の見る楽しみとなれば幸いである。

(ホームページ編集部)

 


第56回:中山 奈々美


皆様こんにちは!
この度、堀内十段位より、リレーエッセィのバトンを頂きました、26期生の中山奈々美です。

今回のリレーエッセィでは、プロとしてはすっごーく恥ずかしい内容ではあるけれど、惜しげもなく、私の今の心情を吐露してみます。
このエッセィを通じて、少しでも私の人となりや日々の奮闘具合が伝わればいいなと思い、ペンを走らせていただきます。

【女流研修】

今年は私が連盟に入って2年目の夏である。
入ってすぐの1年目から念願の麻雀格闘倶楽部に出演できたり、カレンダーに載せていただいたり、憧れていた華やかな世界に飛び込むことができた。
まさに“恵まれていた”としかいえないラッキーが重なった。

しかしその反面、そういった華やかなお仕事をいただけるということは、私の「麻雀」に対する注目度も必然的に上がるわけでありまして・・・。
前回の滝沢プロのコラムでかかれている現象がまさに私の今の現状である。

実例としてとりあげてみました。

ただの一麻雀好きだった私が、世間から「連盟の女流プロ」として認知していただけたのは本当に嬉しい。
でも「連盟の女流プロ」として私の麻雀レベルが認知していただけるかは全く別の話。
事実、麻雀に関する知識も技術も経験も、全く見合わないものだろう。

早くその差を埋めたいと切望し、でもどうしたらいいのかわからないと悩んでいた時期に、女流研修のお話をいただいた。
これも、否、これこそが私にとっての“恵まれていた”としかいえない最大のラッキーだったんだろう。
真っ暗闇だった部屋に一筋の希望の光がっ!!!的展開。

女流研修では、毎週基本的な手組みや手牌読みに関する知識などを教えてもらえる。
1つ教えてもらう度に、なにかとても大事な宝物を発見したような気持ちになる。
「これってそういうことなんですって!」って、誰かに大声でいって回りたいような、そんな衝動に駆られる。 

賢明な読者諸君ならば、どれも知っていて当たり前な超超基本事項なのだろうけれど、私には毎回新鮮で新しい。
それでいて一歩一歩自分の力を伸ばせているような、そんな楽しさもある。

第1回目の研修のときに驚いたのが、ホンイツ・チンイツの見方。
今まではあの人ピンズ鳴いて、河にピンズが高いからホンイツかチンイツだろうなー。
くらいの大雑把な見方しかできなかったのだけれど、(これもプロとして相当恥ずかしいのだけれど)
「場に安い字牌がでてきて、場に高い字牌がでてきて、その色が余ったら大体テンパイか1シャンテンだよ」
というなんとも画期的な読み方を教えてもらった。

すごい・・・!すごすぎる・・・!毎週こんなにすごいこと教わっていたら、私鬼のように強くなっちゃうよ!と楽しい妄想にふけった。

研修では実際に麻雀を打ちながらの実践式なので、知識もストンと入ってくる。
「今、親がトイツ落とししたのを見ていた?これで七対子はないよね。じゃあなにしているんだろうね」

講師に突然言われることがある。
麻雀を打つときに、自分の手牌だけでなく相手の手出しツモ切りもきちんと見るようになった。
そして、何をしているのか分からないなりに考えるようになった。

「オリるときはついつい作業的になっちゃうけど、思考を停止させたらダメだよ。
リーチに対してどこが強い牌を打って押し返しているかもちゃんと見て、常に考えなくちゃ」

これも講師にいわれたことだ。リーチ以外への対応の仕方も教えてもらった。
教えてもらった1つ1つが大切な宝物になる。その宝物をこれからまだまだ増やしていって、宝物だらけで対局に臨むんだ。
お気に入りの宝物だらけで戦えば、結果も自ずとついてくる日が来る。(と、思いたい。)

と、メルヘンちっくに語ってはみたものの、では実際のところどうなのか。


【D3リーグ優勝】

はい!ついに昇級できました!しかも1位で!
今までの私だったら確実に昇級できていない。しかも1位なんて成し得ない。
基本的な手組みを研修で教わって、1節1節を大事に打つことが出来たからの結果だと痛感する。

今回のD3リーグの優勝で特別昇級リーグ、通称「特昇」の権利を得た。
この勢いをものにしない手はない。このまま頑張って昇級への切符を手にしたい。本当これ、切実に。

【プロクイーンベスト16進出】

1次予選では5回戦6回戦でのトップ・トップ条件をクリア出来、ギリギリの通過。
2次予選では勝ちに勝って2位通過。・・・と、ここまではよかったのだけれど、大事なベスト16で私はやらかしてしまった。

2次予選までと違って、ベスト16からは同一メンバーによる半荘5回戦をポイント持ち越しで行い、
卓内上位2名がベスト8に進むという形式をとっている。

それなのに私は、トータルポイントによる練習をほとんどしたことがなく、最終半荘でポイントに見合わない戦い方をして無残に散った。
研修でも何度か練習していたのにも関わらず、苦手だからときちんと向き合わなかったことを本当に後悔した。
(実際のところ、後悔してもしきれないのだけれど)

来年のプロクイーンは、2次予選からのシードをもらえたので、来年こそはベスト16に残りトータルポイントを使いこなしてその上へいきたい。
欲をいえばその、上の上が理想。あ、それ優勝じゃん!

【おまけの告知】

今年も出します!2012年連盟女子プロカレンダー。今年も晴れて出演できることになりました☆
私の撮影は、黒沢咲プロ邸で行ったのですが、咲さんのおうちはすごーく綺麗で感動しました。
まるでスタジオで撮ったかのような出来栄え(と、自負しておきます)。

撮影のプロデュースは宮内プロがやっているのですが、最初は撮影に不慣れでカチンコチンだった私も、
宮内プロの的確なポージング指示に圧巻されつつ、最後はノリノリになって楽しかったです(*^ω^*)

「そうっ、甘えるような感じで!うんうん、その角度〜!可愛い可愛い!」みたいな。
さすがに調子にのってしまいます(笑)。

カレンダーが発売された暁には、ぜひ宮内プロのカメラマン顔負けの有難きお言葉も一緒に脳内再生してみると、
もっともっと2012年連盟女子プロカレンダーが楽しめると思います。

本当に2012年のカレンダーは素敵な出来栄えですよー!
一見の価値あり!改め一買の価値あり!ぜひともよろしくお願いします。


【おわりに】

新しいことに挑戦すると、その分経験値が増える。そして増えた経験値に対しての課題も当然増える。
そのスパイラルってすごく幸せなことなんだなぁって気付けた今日この頃。

「仮面ライダー555」の第8話にこんな台詞があります。
“夢は呪いと同じなんだよ”この台詞、言いえて妙ですよね。すごくわかる。

麻雀プロになって本気で麻雀が強くなりたいと思った頃から、何度か私の頭をかすめる言葉。
本気で何かを志し、夢を追ったことがある人なら痛いほどよくわかる言葉。
この世界には夢、別名”呪い“にとりつかれた人が沢山いる。

来る日も来る日も、夢の呪縛から逃れることができずにひたむきに麻雀と向き合っている。
先行きがわからなくなって不安になることもあるけれど、それでも”麻雀“というものに人生を賭けたいんです。
夢ってそういうものですよね。

途中で挫折したってその呪縛から逃れられないなら、私はずっと呪われていたい。そんな風に思います。

あれ?なんか湿っぽくなっちゃたかな。かつ、〆っぽくなりましたかね。
おあとがよろしいようで。

今回のリレーエッセィでは、私という新人女流プロの現状を赤裸々に告白いたしましたが、お楽しみいただけましたでしょうか。
最後まで拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。

昨日より今日のほうがマシな自分のはず!明日の麻雀界を担えるプロになれるように尽力していく所存であります。

では、次は私の屍を越えて、見事新人王を優勝した大庭三四郎プロにバトンをたくしたいと思います。
いや、屍を越えてっていっても私は4回戦で打ち止めだったので同卓すらしてないんですけどね(笑)。
でも本当にすごい!この場を借りて賛辞を贈ります。

それでは大庭プロよろしくお願いしまーす。





執筆:中山 奈々美

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