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プロ雀士コラム

まずはじめに、お断りしておかねばならぬ事がある。
このリレーエッセィは、ある者があるものを書き、それを名指しである者に送る。
送られたある者は、一ヶ月以内にやっぱりあるものを書き、それをある者に送る。
これ、いわば幸福の手紙の麻雀版である。
もちろん、送られた方は幸福どころか不幸の矢を射られたようでたまったものではない。
しかし、こんな読み物が麻雀ファンや仲間の見る楽しみとなれば幸いである。

(ホームページ編集部)

 


第44回:内川 幸太郎



『本物になるために』

紺野先輩よりバトンを受け取りました、内川幸太郎です。
紺野さんには、トトロンやプロテスト研修会でチームを組んでもらって、いつもお世話になっています。
今回もリレーエッセィを回してくださり感謝感謝です。

初めてお目にかかる方もいらっしゃるかと思いますので、まずは簡単に自己紹介を。

1981年5月6日生まれ、29歳、22期生、三段。
出身は長野県松本市。血液型はO型。
雀風はバランス重視の対応型。趣味はサッカー観戦とお酒。

と、こんなところでしょうか。
さて、何を書きましょう。

ちょうどプロテストの時期なので、僕が受験した時からこれまでの話でもしましょう。
一つのモデルケースとしてみていただければ、これから受ける人に役立つかもしれませんね。

麻雀のルールを覚えたのは小2くらいでしたが、本格的にやり始めたのは二十歳くらいだったように思います。
メンバーとして麻雀店でアルバイトをしながら、来る日も来る日も麻雀漬け。
仕事が終わってはゲームセンターに行き、麻雀格闘倶楽部を閉店まで打っていたのをよく覚えています。

それから正社員としてスタッフになり、この世界「麻雀」と関わって生きていくのかな、となんとなく思っているところでプロ連盟の門を叩いたのです。
年は、24歳でした。

その時は、長野の実家から近くのマージャン屋で働き、お店のバックアップを受けながら2年間、東京通いの生活を送っていました。
月曜から金曜まで働いて、土日は東京というわりとハードな生活をしていたのですが、苦しいと思ったことはありませんでした。
1年365日で362日麻雀を打ったのはこの年です。

3年目となり、それから東京に出て来たのですが、その時の選択には半年以上悩みました。
もともと働いていたお店でのスキルアップにと思い受けたのもありますし、経済的安定を捨てる覚悟も要りました。
しかし、研修担当でもあった、瀬戸熊直樹や滝沢和典といった「本物の麻雀プロ」を知ってしまった僕には、
彼らと同じようになりたい、という気持ちしかなくなってしまったのです。
佐々木寿人、岩井健太、岡田茂といった同期に恵まれたのも一つの要因かもしれません。

さぁ覚悟を決めたわけですが、ちゃんと準備もしていました。
麻雀を進化させて行くのは当然ですが、それ以外にもすることは沢山あります。


1年目。
とにかく名前と顔を知ってもらおうと、すべての連盟行事に参加しました。
研究会や勉強会も残らず参加し、よく「本当は東京に住んでるだろ」といわれたものです。
ロン2のIDもすかさず取得しました。


2年目。
だんだんと組織の事がわかったので、どうやって自分をアピールするか考えました。
プロとしての仕事をどうするかも考えましたね。
運営や麻雀講師の勉強をしたのがこの頃かな。


3年目。
上京してからは、連盟道場に勤務していました。
このとき道場長である藤原さんに、麻雀だけでなくプロのあり方も学びました。
ついでに、酒の席での楽しい親父ギャグ講座も学ばせられましたが(涙)
麻雀格闘倶楽部に出演させていただけたのはラッキーでした。
自分の生きていこうとするこの世界のことを考えるようになりました。


4年目から今。
自分の麻雀を表現できるように邁進中です。
週に組むセットと呼ばれる稽古は、多いときには5日間に上ります。
強い先輩方に毎日毎日挑んでいます。


なぜ、毎日毎日麻雀を打ち続けるのか。

A1リーグを目指し、鳳凰位を制する。
プロ連盟員であれば皆が目標としている事だと思います。
これは、前提として当たり前の事であり、この上に競技者として魅せることが加わってくるのです。

プロの麻雀を見て、すごいな、華麗だな、こんな打ち方があるんだな、と思わせることが出来たら、
きっと、それを見た人はより麻雀を好きになってくれるでしょうし、何より打ち手本人は、この上無い満足感があるでしょう。

沢山の人が麻雀をより深く感じられるように、自分の麻雀の表現方法を高め、その上で勝って行こうというのですからプロは生半可じゃやれません。
だから、毎日毎日稽古に明け暮れるのです。


話変わって、プロテストの講師として昨年あたりから参加させてもらっています。
新しい仲間となるであろう人達に教えるという行為を通し、僕もまた教わっています。
年々増える受験者に、プロ連盟の発展ぶりが伺えるのですが、先輩方は憂いています。

何にかというと、本気で麻雀プロとして生きていく心持がある人の少なさにです。
毎年プロテストで必ずこの質問を受けます。

「麻雀プロで、食えるのですか?」

僕は、こう答えます。

「本人次第で食えます」

僕がよく自らへの戒めとして思い出す言葉に、前原さんの言葉があります。

「この麻雀界は楽をしようと思えば、いくらでも楽ができる世界なんだ」

先輩方は道を切り開き、麻雀プロとして沢山の仕事を確立してくれました。
僕らはそのレールに乗れることができる自体幸せな事です。
それに甘えることなく、自分たちで新しく麻雀プロとしての仕事を生み出し、生きていければきっと、確立した世界になると信じています。

「皆で潤おうぜ」飲み会の席で誰かがいいました。

未熟な世界だからこそ、可能性も沢山あります。
皆の本気が必要不可欠なのはいうまでもありませんが、その姿勢で行動している人には、プロ連盟は、先輩方は、必要としてくれるし、手助けもしてくれます。

プロ連盟に入って5年。
この世界に飛び込んで良かったなと思う。
何年たってもそう思えるように日々精進していきたい。


なんか、終始おっもーい話になっちゃいましたね。
まぁ、たまには真剣に自分の思いを綴るのもいいですね。

さて、お次のバトンは朝武プロにお願いしようと思います。
朝武プロとは、公私に渡り色んなところでお世話になっています。
つい先日も、朝まで三人麻雀をやっちゃいましたね。

楽しい話を期待して、ではよろしくお願いします。






執筆:内川 幸太郎

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