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プロ雀士コラム

まずはじめに、お断りしておかねばならぬ事がある。
このリレーエッセィは、ある者があるものを書き、それを名指しである者に送る。
送られたある者は、一ヶ月以内にやっぱりあるものを書き、それをある者に送る。
これ、いわば幸福の手紙の麻雀版である。
もちろん、送られた方は幸福どころか不幸の矢を射られたようでたまったものではない。
しかし、こんな読み物が麻雀ファンや仲間の見る楽しみとなれば幸いである。

(ホームページ編集部)

 


第38回:森山 茂和


最近、文章を書くのが苦手と言うか、苦しくなって来た。これって年齢に比例しているのだろう。
あまり、原稿を書かなくなって来たから仕方ないのだと思う。
一昔前は、麻雀専門誌や雑誌の麻雀コラムの原稿が収入の大半を支えていたのに、今では隔世の感がある。

今回、ガースからのリレーエッセィを機に、ホームページでもたまには何か書かせてもらうくらいの姿勢は持たなくては、と考える次第である。

しかし、リレーエッセィって何を書くのさ? 
でっ、過去のエッセィを眺めてみたが、あまり参考にはならなかった。結局、好き勝手な事を書けば良いのだろうか。

今日は3月17日、今は「第二回 麻雀トライアスロン雀豪決定戦」の準備で忙しく、2月と3月で、テレビ収録が8日もあったりして、
今年では最も多忙な時期、明日は来年度の予算会議もあるし、今晩中にこれを仕上げねばならないのだ。
とりあえず麻雀トライアスロンの話から始めればなんとかなるか。

麻雀トライアスロンは昨年1月に第一回大会が開催され、滝沢和典プロが優勝したのは皆さんご存じだと思う。
ここで質問だが、その時に麻雀トライアスロンがコナミ「麻雀格闘倶楽部」に新モードとして搭載されるであろう、と予想した方はどの位いるのかな?
それが読めていた人は麻雀が強くなる才能あり。様々な情報には必ず何か裏があったり、垣間見えてくる何かがあるものだ。
それに気付くかどうかで人生でさえ大きく変わるものだと思う。

麻雀においても、気付かないで見落としているシグナルが山の様にあるものだ。
例えば、簡単なサンプル、安全牌として抱えていたがテンパイしないから出ていかない、テンパイしないのでガッカリしていたら実はが跳満のロン牌だった。
これって、好調な訳で次の局は強気に攻めても大丈夫なものだ。
「そうか、ついているとロン牌って出ていかないんだ」と解れば様々な形で応用が利く。
そんな知識を増やして麻雀を深く知れば知るだけ強くなるのである。

そうだ、ガースはこれらを経験則と書いていたようだけど、これは経験則では無くて、「麻雀の真実、定理」なのだ。
ガース、この壁を早く乗り越えて麻雀のメカニズムを知らないと、まだ信じ切ってないものね。

麻雀トライアスロンの話に戻そう。
第二回大会には「麻雀格闘倶楽部」のユーザー代表も出場する。これも読み筋に入っていただろうか。
プロサイドでの参加なので多くの著名人雀豪と対戦出来る夢の様な至福の時がプレゼントされるのだ。

今年のゲスト雀豪は、

綾辻行人   作家
蛭子能収   タレント
小沢一敬   スピードワゴン
片山まさゆき 漫画家
ガッツ石松  タレント
坂上忍    俳優
佐々木信也  キャスター
白川道    作家
先崎学    将棋棋士
宝田明    俳優
武宮正樹   囲碁棋士
西村京太郎  作家
畑正憲    ムツゴロウさん
福本伸行   漫画家
伏見俊昭   競輪選手
マギー審司  マジシャン

今年は、開催が「麻雀格闘倶楽部」とのコラボレーションの都合で日曜日になったのでスケジュールの合わないゲストも多かった様だ。
それでも豪華なゲスト雀豪が揃って本当に有難いと思っている。

そうそう、1月には、あるスポーツ新聞に、阪神タイガースの城島選手に日本プロ麻雀連盟から麻雀トライアスロン出場のオファーが出た、
等といい加減な記事が載って大阪のテレビ局から取材依頼が来たりしてビックリ。
3月、プロ野球はオープン戦や開幕で麻雀のタイトル戦に出られる訳無いよね。
簡単な電話取材が道場にあって藤原プロが正確な情報を伝えたのだが、どうしてあんな記事になるのか、大きなトラブルにはならなかったが困ったものである。
昨年、城島選手は麻雀大好きだから出てくれる可能性は高いとの話はあった。
タイミングが合えば是非出て欲しいものではある。

「第二回 麻雀トライアスロン雀豪決定戦」の模様は5月から「CS GyaO」で放映されますからお楽しみに。

※「第二回 麻雀トライアスロン雀豪決定戦」 開幕告知レポートはこちら


テレビと言えば、現在「モンド21」では、第4回名人戦を放映中、今年は森山プロ頑張ってますね、今のところ。
しかし、開幕戦で、私について「気合い入ってますね」とか、「強気ですね」とか「攻めますね」とかのコメントにはガッカリ。
確かに、気力では負けたくないけれど、読みがあっての攻めであっていい加減に強い牌を打っているのではない。
解説でそれを視聴者に伝えてくれないと打っている私としては悲しい。

例えば1回戦東1局1本場。親番の新津プロが9巡目にドラを切る。場に緊張が走る。
11巡目、新津プロからが切り出される。その時、私の手は、

この七対子1シャンテンにツモ、この瞬間、私の読みは-は完全アウト。
場には2枚、2枚が出ている。
疵は、私の手にが重なり残るは1枚。つまり、新津プロの手にははあって1枚、ホンイツと読んでいたが上下が切断された形が濃い。
も2枚切れで上の待ちよりも下の待ちが本命中の本命。がロン牌の確信の方が圧倒的に強かった。
だから自分の読みを信じた。はそれ程には怖くなかった。確かに勝負を賭けた。
際どいけれど渾身のリーチ、危険と言われたらそれまでだが、読みには自信があったのだ。

もし、この時、が出たケースで私はどう打ったか? これはも切らない、待ちの広がりあって自信を持って読めないからだ。
多分他の牌を切って一歩引いた。たまたまが出てが3枚見えて読み易い状況になったのである。
天が味方したとも言える。問題はそこで読みを信じ切れるかだけだった。

親の最終形は、

最後にを引いてを切った形だった。
このリーチに、「はアタリ牌なんですよ」のナビは勘弁してほしいよ。当たると思うからリーチまで打ったのに、まるで偶然の様なコメントとは。
 
このリーチが流れ、親は絶好のホンイツをアガり切れなかった理由で、次の局、私は攻めても十分戦える状況を確信している。
これも前記した「麻雀の真実、定理」なのだ。そこでマンズホンイツへ走る。

仕掛けた私に親番からリーチ、もちろん攻める。一歩も引く気は無い。これはただの強気では無く、読みなのだ。
今は闘える。オリてアガリを逃がす方が罪であると。
しかし、解説が追い付いて来ない。ペンをツモった。満貫、しかし、ただの強気麻雀にされてしまったようだ。

まぁ、牌の切り方が時々、少し強打になってしまうのも、いけないのかも知れないけどね。
強打は癖もありますが、決して相手を威嚇しようなんて気は無いですよ。だってプロはそんなの怖がりませんから。普通の人が相手の時は、大人しく打ちますもの。
ただ「ピシッ」と打つ方が喜ばれたりするのでサービス強打あり。

結局、自分に気合を入れているだけ、静かにやってるとストレスが溜まるしファイトが湧かない。
これは個性として勘弁して頂きたい。

こんなケースもあった。
同じ1回戦、東3局 ドラ、北家の私の14巡目、手牌は、

ピンフ234三色の1シャンテンに高めを引いて-待ちリーチ。
リーチ宣言牌は生牌のドラ。これもただの強気に。

前巡、私は生牌のをツモ切った。親番の小島先生がを合わせ、西家の新津プロもを合わせた。
ここで、私は二人をやはりノーテンと読んだ。全体にもたついた感覚があった。が切り出せないでいた二家の事情、それは手が伸びていないからである。
調子は私の次には小島先生で東があるなら親だと思っていた。
高目のを引いたので攻める一手と押す。を鳴くなら小島先生と読んだとおりにポンの声が掛る。

しかし、リーチには計算があり。私の-待ちは絶好テンパイの上に小島先生の現物でもある。
ドラポンを警戒して新津プロからが出た。読みどおりの結末である。唯一の読み外れは新津プロが切りでピンフテンパイだった事。

の合わせ打ちの意味を視聴者に伝えて欲しかった。好調の私としては高めの引きはリーチ、三色崩れは黙テン。
好調だけに、どちらにしてもは絶対に切る。いや切らねばならないのだ。
ただのラッキーで片付けられては堪らない。

解説用の画面は、実際の麻雀を感じるには苦しい。
しかし、プロの打ち筋を伝え、より良い番組を提供する努力を麻雀界全体で考え努力して行かねばならないと思う。

牌譜データサービス
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4月からは、「CSGyaO」で「天空麻雀」も新シリーズが放映されます。こちらもお楽しみにね。

 
さて、こんなもんで今日は終わりに、次にリレーするのは、小島武夫大先生、もう33年の付き合いになりますね。
麻雀に対する情熱には頭が下がります。ひとつ、麻雀界にガツンと気合いを入れて下さい。よろしくお願い致します。

そうそう、こんど出るパチンコの話も必ず書いて下さい。







執筆:森山 茂和

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