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プロ雀士コラム

まずはじめに、お断りしておかねばならぬ事がある。
このリレーエッセィは、ある者があるものを書き、それを名指しである者に送る。
送られたある者は、一ヶ月以内にやっぱりあるものを書き、それをある者に送る。
これ、いわば幸福の手紙の麻雀版である。
もちろん、送られた方は幸福どころか不幸の矢を射られたようでたまったものではない。
しかし、こんな読み物が麻雀ファンや仲間の見る楽しみとなれば幸いである。

(ホームページ編集部)

 


第29回:北條 恵美



はい。
和泉ちゃんからバトンを頂いた北條です。

和泉ちゃんは、彼女が連盟に入る前から知っているんです。
私がよく遊びに行っていた雀荘に、近くでアルバイトしていた和泉ちゃんが遊びに来るようになったんです。

初めて見た時、「キレイなコが居るなぁー。」と思ったものです。
で、その後その雀荘に遊びに来るようになったのが王さん。
二人共、まだ連盟とは何にも関係ない頃です。

思えば、麻雀女流プロって増えましたよね。
私が連盟に入った頃は連盟内に女性は数人しかおらず、女流だけのタイトル戦、ましてや女流桜花のようなリーグ戦が組めるようになるなんて、露ほどにも思いませんでした。

同期に二階堂瑠美、南里はるみ、平岡理恵がいます。
当時、同じ女子大学生雀士だった平岡さんには、親近感を抱いたのを憶えています。
世間ではちょうど、気軽に遊べ、店内にウェイトレスもしくは一緒に麻雀が打てる女の子メンバーの居る、ギャル雀・キャバ雀なるものが出始めた時期でした。



「せっかく家族4人居るんだから。」という母の呼びかけで、ダイニングテーブルに厚手の布を広げ、香港在住時に購入したと思われる、中国麻雀特有の氷みたいに真っ白な大きな牌で、手役やルールをほとんど無視した家族麻雀が、最初に麻雀に触れたきっかけでした。

それから高校時代、弓道部だったので校舎から隔離された「道場」という格好の遊び場でカード麻雀を知り、入った大学のテニスサークル内でなぜか麻雀が流行っていて、「ピンフ」=「麻雀」を覚え、のめり込みました。
「ピンフ」という役を覚えるのに相当苦労しましたね。
今では「一番好きな役は?」という問いには必ず「ピンフ」と答えています。

学校が長期休暇に入り、セットで麻雀が打てなくなって初めて、実家・さいたま市にあるフリー雀荘に足を踏み入れます。
初めて打ったフリーで、リンシャン牌で四暗刻をツモれたのが嬉しくて、
「やったー!ツモー!役満!」と言い放ち、苦笑顔の店長に、
「バイトしてみない?」と誘われ、メンバーへの道を歩むことになります。

偶然そのお店に勤めていたのが二階堂亜樹プロ。
翌年、瑠美ちゃんと一緒に連盟を受験したのは必然ですね。

学生だし、就職も当然するつもりだし、と、のらりくらりとした連盟員時代を過ごし、それが今まで続くとは自分を含め、誰もが思っていなかったようです。
現在も秘書として、平日は会社に勤めていますが、麻雀・麻雀プロに対する姿勢はここ数年で変わりました。
前原雄大プロと知り合って、前原プロの麻雀を、特に決勝戦の麻雀を見るようになって。
二階堂姉妹が「女流麻雀プロ」という姿を確立し、お手本を見せてくれるのにも影響を受けています。



今年度も、第4期女流桜花が始まりましたが、前年度の第3期女流桜花ではいつかの新人王戦3位以来、2度目の決勝卓に座ることが出来ました。

この決勝戦の前の年、第2期女流桜花、この時の準決勝にあたるプレイオフで非常に悔しい思いをしてるんです。
最終節で望外のポイントを叩き、プレイオフでもあと一歩、あの時あの放銃をしなければ・・・、
というところで決勝戦に進めなかったんです。

なので、この第3期女流桜花のリーグ戦、どんなにポイントの貯金があろうと安心できませんでした。

プレイオフで何が起きるかわからない。
自分の力が及ばない範囲で勝負が決まってしまうこともある。
実際に親の役満が飛び出し、危うく決勝戦に進めなくなるところでした。

1年間、積み重ねてきた貯金のおかげで決勝卓に座れることが決まった時は本当に嬉しかったです。
さらに言うと、そこで私の目標はほぼ達成されてしまった。
前年度の悔しさから1年間、ポイントを増やし続けることを念頭に麻雀してきたが、今度は決勝戦で優勝するための麻雀を打たなければならない。

それには経験不足でした。
リーグ戦の延長のつもりで卓に着いたら、
各々の「優勝したい!」という気持ちがひしひしと伝わってきます。
初日を終え、もっとがむしゃらに前に出ないと「優勝」はできないんだな・・・というのがわかったがもう遅い。

そこで二日目は、自分を応援してくれる人のことを考え、優勝することよりも、最後まで諦めずに「一生懸命戦う」ことにしました。
何よりも、「一生懸命戦う」ことをしないと、対戦者に「申し訳ない」、「ちゃんと打たなきゃ」って。

なので二日目会場入りした時、選手宣誓のつもりで二階堂亜樹プロに言いました。
「今日はアタシ頑張る!」って。

そしたら笑顔で「うん!」って答えてくれた。
競技者として、「スポーツマンシップに則り・・・」ではないですが、
清々しく戦えたので終わった後も気持ちよかったです。

ただ一つ残念なのは、自分自身は自分の実力・気持ち不足を感受できるけど、応援してくれた、見に来てくれた人たちには、不甲斐ない結果に終わってしまったことを申し訳なく思います。
この場を借りて、ありがとうございました、今期も頑張ります、と伝えたいです。



さて、次はいよいよ私を含めた後輩、仲間に、
真の麻雀の“打ち方”、“勝ち方”を見せ続けている前原雄大プロにバトンを渡したいと思います。







執筆:北條 恵美

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