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プロ雀士コラム

まずはじめに、お断りしておかねばならぬ事がある。
このリレーエッセィは、ある者があるものを書き、それを名指しである者に送る。
送られたある者は、一ヶ月以内にやっぱりあるものを書き、それをある者に送る。
これ、いわば幸福の手紙の麻雀版である。
もちろん、送られた方は幸福どころか不幸の矢を射られたようでたまったものではない。
しかし、こんな読み物が麻雀ファンや仲間の見る楽しみとなれば幸いである。

(ホームページ編集部)

 


第22回:藤崎 智



リレーエッセイが始まって、もうすぐ2年。
いざ自分の番が回ってきたものの、何を書いたらよいものか・・・
改めて、あまりの持ちネタの少なさを痛感する事となった。

考えた結果、女流プロ全盛の昨今、自分の地道なプロ活動について書かせてもらう事にします。

一般のファンのみなさんにはもちろん、
これからの活躍を目指す若い男子プロ達へのメッセージになれば幸いです。




自分がプロの世界に飛び込んでから、12年の長い月日が経過した。

正直、よく頑張ってこれたと思う。

東北本部でプロになって1年後に東京に移籍した自分にとって、同期生という概念がほとんどない。

同期生としての仲間といえば、黒木真生プロと清水香織プロぐらいだと思う。




麻雀を始めてからというもの、常に自分より強い人達と卓を囲んできた自分にとって、
自分が麻雀が強いと思ったことなど一度もないのに何故ここまで頑張れたかといえば、
師匠の沢崎誠プロや兄貴分の吉田幸雄プロをはじめ、
灘会長や小島先生といった先輩方に可愛がっていただいたおかげだとつくづく思う。

人間的に決して真面目な部類には入らない自信はある。

正直、沢崎さんや森山プロ、小島先生などに心配をかけ迷惑をかけたことは数知れず、
その都度、自分なりに反省はするのだが・・・。



それでも可愛がってもらっているのは、長く連盟に席を置いているからに他ならないと思う。

若いプロ達は会長や小島先生など上の方々とは話をする機会などほとんどないと思う。

彼らは、本当に若い男子プロ達の活躍を期待し、若手のタイトル獲得を喜んでいる。



女流プロの中にはデビューしてすぐにマスコミなどに出て活躍する人達がいる。
また女流のタイトル戦が2つも新設され、男子プロよりも優遇されている。

この事に関しての不満をたまに耳にする事がある。

しかし、男子プロより女流プロの方が人気があるのは、間違いのない事実である。

従って、男子プロは地道な努力を繰り返すしか仕方がないのが現実である。



では、地道な努力って何?

これが、今回の本題である。
ここからは藤崎自身の経験から、藤崎自身の勝手な考えであって、プロ連盟自体の考えではないのであしからず。



やはり男子プロの売りは、麻雀の内容だと思う。

私自身タイトルには恵まれて、5つのタイトルを獲得している。

しかし、ただタイトルを取った事にそれほど価値があるとは思っていない。



ここ3年ぐらいモンドなどに呼んでもらって、対局させていただいて強く感じた事がある。
それは、私の持論で競技プロと一般人の決定的な違いだと思っている。

競技プロにとって1番大切なものは、勝ち負けではないと自分では思っている。

勝つことは大切かもしれないが、
見ている人達を楽しませることこそが、競技プロとして最も大切な事だと自分は思っている。



では、どうすれば見ている人達を楽しませる事ができるか?

それは、自分自身の麻雀を打ち切る事だと思う。
おそらく、間違ってないと思う。

プロである以上、みんな自分なりの麻雀の定石を持っているはずである。
それを見せればいいだけだと思う。

みんなが小島先生や森山プロや佐々木寿人プロを目指す必要はないだろう。
自分の麻雀のスタイルを自分自身で理解する事が、競技プロとしての第一歩だと思う。



余談ではあるが10年程前、当時の若手プロの間でアンケートに答えた事がある。

あなたの麻雀は何型ですか?

普通は攻撃型・守備型・バランス型と大きく分けてこの3種類だと思うし、当時はこの3種類しか聞いた事がなかった。

自分の麻雀のスタイルを改めて質問されたはこの時が初めてで、自分なりに考えたのが、
まず攻撃型ではない。守備型でもないような気がする。
バランス型、これが1番近いような気がするが、バランス型とは答えたくなかった。

理由は、バランス型といえば聞こえはいいかもしれないが、裏を返すと特徴がないという事になってしまいそうで、
これからプロの世界でやっていく上で、個性を出したいと思ったからだった。



そこで、対応型と勝手に型を作らせてもらって答えた。

自分は麻雀がたいして強い訳ではない。でも、強い相手にも負けたくない。

だから、相手なりに打つ。
ここから藤崎流のスタイルが生まれたと思う。

他の強いと言われているプロの人達は大概対局前のコメントでは、

「相手が誰であっても、自分の麻雀を打つだけです。」

と答えていると思いませんか?

これ、自分は一生言わないコメントだと思う。

ちょっと羨ましいと思う事もあるが、それが自分自身で選んだスタイルなので、後悔はしていない。





自身勝手にいろいろ書かせてもらったが、とにかく若手男子プロのみなさんには、今はまだわかってはもらえないと思うが、
タイトルを取るなり、A1に昇級するなりして実績を残し、ファンの人達に対局をみてもらうようになれば、
いつか藤崎があんなこと言ってたっけ、と思い出してもらえる事と思います。

自分が連盟に入ったころに比べれば、連盟員の数は倍になり、今の若手男子プロが出世するのは、自分の時の倍の時間がかかるかも知れません。

ですが、継続は力なり。
早く自分自身のスタイルを自分なりに見付けて、それにこだわってみてはいかがでしょう。




ちなみに藤崎のこだわりはヤミテン。
いつか、一切リーチをかけずにタイトルを取ってみたいものです。




さて、次回ですが、
こんな偉そうな事ばかり書いた後では普通の人は書きづらいと思うので、
幸雄の兄貴、あとはよろしく。

 






文責:藤崎 智

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