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プロ雀士コラム

女流研修会

執筆:滝沢 和典


《向上心》

絶不調の今期プロリーグは、5節を終えて、今まで体験したことがないほどの窮地に追い込まれています。
必要以上に考えてはいけないとは思うのですが、ホームページを開けばどうしても自分のリーグのページを開き、成績表を見直してしまう。
そのたびに様々な考えが頭をよぎり、マイナスの原因を探し、自分の麻雀を見つめなおそうと、もがいております。

そんな中、瀬戸熊鳳凰位のブログが目にとまりました。


__瀬戸熊鳳凰位のブログより__

オレもそうだったし、今も道の途中だけど、本当に直すべきところを直さないとこのままだよ。
わかっていないのか、甘えているのかわらないけど、根本的な自分に対する甘さ(オレも人の事は言えんが)を無くさないと、
お前は後から来る人にどんどん追い抜かれる。

なかなか人の本質は変わらないけど、『強くなりたい』、『勝ちたい』って思う気持ちがあるなら、少しは直そうよ。
もう技術じゃないレベルの話なんだよ。

オレも本当に、少しだけ自分の悪いところ直した。まだまだやらなきゃいけない事、いっぱいあるんだけどさ。

ワラさん(藤原隆弘)も、紺野(紺野真太郎)もタダシ(吉田直)もみんなお前のダメなところ分かっているよ。
多分わかってないの増田だけだよ。

今日は、途中のタンヤオ七対子ドラ2の1シャンテンで動いた場面に、今のいや昔からの悪い増田が顔を出したと思った。
その瞬間に負けるって思いました。

その局だけの事を言っているのではないよ。
あの場面で動く、増田隆一という人間を消し去らないと多分、先に進めないと思います。
これは、稽古とか頭で分かるものじゃなくて、生き方の問題なんだよ。

まあ、オレが昔そうだったから、よく分かるんだよね。
いつまで待てば良いのかね?オレたち。
はやく、直せ!マジで!



B2リーグへの昇級を逃した増田隆一プロに対する、瀬戸熊鳳凰位の言葉ですが、なんだか自分のことを言われているような気がしてなりません。

私が日本プロ麻雀連盟を受験したのは二十歳のとき。
動機もへったくれもなく、ただ麻雀が強くなりたい、強い麻雀打ちと打ちたいというのが受験理由でした。

『若くてカッコイイと出番も多くていいね!』
大した実績もないのに表舞台に立たせてもらっていたことは間違いないのですが、たとえ冗談で言われていたとしても、本気の言葉だとしても、
こんな風に言われることが本当に嫌で、内心では、絶対に早く昇級してタイトルも沢山取ろうと、燃えていました。

異常とも言えるほど、麻雀のことばかり考えて突っ走る毎日。
1日単位の勝ち負けにはほとんど興味がなく、それよりも自身のレベルアップを感じたときに高揚感を感じていました。
だから、初めて王位を取ったときも思ったほどの感動はなく、早く次をやりたいという気持ちのほうが強かったです。

それが今は・・・?すっかりぬるま湯に浸かってしまい、当時のような無欲な向上心を失ってしまっていないだろうか?
自分自身もだまして、真剣なフリをしているだけで、日々の麻雀がままごとになってしまってるんじゃないか?

瀬戸熊鳳凰位の『もう技術じゃないレベルの話なんだよ』という言葉にハっとなり、そんなことを考えました。




《女流研修と育成》

昨年から、山井弘プロと私で一流の女流プロを育成するための研修会の講師を担当しております。
受験前に基礎となる部分を教え、ベースを作ってやることがこちらの仕事です。

毎週4時間の研修を行なっていますが、プロになるための研修ですから、それだけでは絶対に稽古不足です。
各自が課題を持ち帰り、反復練習する。そして、課題をクリアするたび、また新たに課題を持って帰ってもらえるのが、研修会の理想の形です。

麻雀人口は男性のほうが圧倒的に多く、女流人気が高まるのは当然と言えます。
女流だけのタイトル戦はあっても、男性だけに出場資格があるタイトル戦がないのは、そういった理由も少なからずあるでしょう。

にも関わらず、そういった牌譜が残るタイトル戦やテレビ番組での対局内容が本当によろしくない。
(これは男性プロにも同じように言えることですが・・・)
女流についても全員とは言いませんが、プロの麻雀としては“甘い”部分がかなり多く見られます。

視聴者、読者の方は、高い安いはありますが、料金を払って観戦しています。
そう思うと、申し訳ない気分にならないかな?ウソの解説はできないので、悪いものは悪いと言うようにしていますが、
あまり酷く言い過ぎにならないように、先にフォローすることを考えながら解説することもしばしば・・

麻雀の性質上、ある程度仕方がないことなのですが、本来敗因となるべき打牌や選択が、逆転して勝因となっている場合もあります。

この研修会が企画されたのは、プロテスト受験者、そしてすでに合格しているプロのレベルの低下が理由なのです。
甘い基準で合格させるほうにも責任はあると思いますが、やはり事態を深刻に考えるべきは当人たちでしょう。

女流プロの需要は多いので、比較的簡単に合格してしまう。
ルックスの良い者は方々に仕事ができ、努力を怠る。
そういう者同士で群れていると、瞬く間に悪い空気が広がり、全体のベクトルがマズイ方向に向いてしまいます。

人生に不平等があるように、男性と女性との間には環境の不平等があります。脳の作りだって違う。
『技術じゃないレベル』を高める環境に自分を置くために、瀬戸熊鳳凰位の言う通り“生き方”から変えなければならないのなら、
女性は恵まれていない、不利だ、と言えるでしょう。

しかし、その前の段階ができていない“プロ”が余りに多すぎる。
恥ずかしい話しですが、今の麻雀界を隠さず言えばそういった状況なのです。

注目されている分、舞台に立てるチャンスが多い分、努力する甲斐があるはず。
努力でなんとかなる部分は、山ほどあります。

麻雀は1つなのだから、究極は性別に関係なく、全員同じ土俵で戦えるようになることだと思っています。

 


                                  


執筆:滝沢 和典

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