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プロ雀士コラム

プロテストに向けて

執筆:紺野 真太郎


「会わせたい人がいるから・・」と、当時働いていた店のオーナーから、前原雄大を紹介されたのは、12年前のこの時期だった。
麻雀プロになる気はなかったが、麻雀マニアのようであった私は、トッププレーヤーと直に話しが出来ることに胸を躍らせ、
オーナーと共に歌舞伎町の喫茶店に向かったのを覚えている。

注文を済ませ、程なくすると前原がやってきた。第一印象は「うわ、やべぇ・・怖そう・・」であった。
その時は、主にこの業界の話が大半を占め、マニアとしては楽しい時間を過ごさせてもらったのが、
前原の話し方が第一印象と違い、やさしく紳士的であったことが一番印象的だった。

その話の中でオーナーが「紺野君も知っているだろ。前ちゃんが書いているエッセィを・・」と話しを振ってきたが、
私は曖昧に「ええ・・」と返すだけだった。
そう、この業界についての記事などは読み漁り、知識は持っていたが、
当時はとにかく文を読むのが嫌いで、前原の書くエッセィは読んだことがなかったのだ。

店に戻るとまず先にそのエッセィを読んだ。店にあったバックナンバー全てである。
1本目を読みだしたころから感じてはいたが、読み終わる頃には虜になっていた。

「すげえな。こんな面白いことを書ける人がいるんだ・・」

途端に前原に対する興味は膨れ上がり、所属する日本プロ麻雀連盟にも興味を持った。
多分、この時に初めて麻雀プロという生き方を意識しだしたのだと思う。

タイミングも合っていたと思う。調べるとプロテストは約2ヶ月後であった。
更に、同僚にその事を相談すると、すぐに今里邦彦(現・之彦)を紹介してくれた。
すると今里は、当時あまり普及していなかったインターネットから、筆記の過去問をダウンロードして、私のためにわざわざ届けにきてくれた。

こんな出会いやタイミングというものは、時には本当に人、一人の人生を変えるものだと思う。
これまで興味の無かった麻雀プロになろうとしているのだから。

こうして準備はすべてうまくいった。
だが、肝心のプロテストで筆記はともかく、実戦でマイナスし正規合格を逃してしまい研修を受けることとなってしまった。
その後は無事に研修を通過し、今に至るのだが、プロテストの時期がもし、半年ずれていたら今の自分があるかは分からない・・


今年もプロテストの時期が近づいてきた。
12年前は1人の受験者であった私が、今は受験生を迎える側として準備に勤しんでいる。
私はその為に働いているという自覚が嬉しくて、楽しくて仕方がない。
こんな熱をもった人間に、もっと受験してもらえたら最高である。


ではここで、受験を考えている方に少しアドバイスを。

●「とにかく元気に、声は大きく」

面接や実技を見ていると、一番気が付くのは声の小ささ。
怒鳴れと言っているのでは当然無いが、蚊の無くような声で喋っていても、面接官には届かない。
緊張するのはわかるが、少なくとも面接官が聴きやすい声量で。もちろん、実戦の発声も同じです。

●「とにかく牌に触れる」

最近増えている傾向として、インターネットやゲームセンターのゲームから麻雀を覚え、ほとんど牌に触れずに受験してくる人も目立ちます。
練習の一環で、インターネットやゲームセンターを使うのはいいと思うが、牌を手に馴染ませて、プロらしい牌捌きが出来るかも大切です。

●「とにかく自信をもつ」

私が受験した頃は、皆いい意味でとんがっていたと思う。
大半は私も含め過信であるのだが、麻雀だけは誰にも負けないという雰囲気を持っていた。
プロになろうというのだから、麻雀に自信を持っていて当たり前で、進むテストの中でその鼻をへし折るのもこちらの仕事。
私なんかは本気で、4年で(当時の最短)鳳凰位になると思っていました。・・まあ、あっさり折られましたが・・


さて、ここまでは今回9月24、25日に行われるプロテストについて書いてきたが、ここで1つビッグニュースをお伝えしようと思う。
日本プロ麻雀連盟のプロテストは、今年度から年2回制となることが決定した。
こんな重大なことを私のコラムで・・とも思うが、これは事実である。

平成23年9月の後は、平成24年の3月を予定している。
最初のほうに出会いとタイミングが合ったから私は麻雀プロになったと書いた。
出会いは運命的なものなので別としても、タイミングという時期的なもので、受験を断念せざるを得ない者がここまで全くいなかったであろうか。
そんなことは無いと思う。
もしかしてタイミングが合えば、今頃トッププロになっていたかもしれない才能を流失させてしまったのかもしれない。

最近では、樋口新、堀内正人、奈良圭純と初タイトルを獲る若手が続出している。
世間にはまだまだ埋もれている若い才能があるであろう。そんな人材を発掘する為でもある。

正確な日程等、募集要項は9月の前期が終わってからになるだろう。
・ ・・ということは、今年からは「今年もプロテスト終わったなぁ」ではなく、「さあ、また次の準備だ」となるのか。
また忙しくなるな。多分、こんな生き方を元々望んでいたんだと思う。

楽しくて仕方がない。

それでは受験者の皆さん、9月にプロテスト会場でお会いしましょう。


平成23年度プロテスト 新人募集要項はこちら

 


                                  


執筆:紺野 真太郎

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