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プロ雀士コラム

プロリーグ開幕に向けて

執筆:藤原 隆弘



史上最大の被災者を出した東北関東大震災におきまして、被災されました皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。
被災地の1日も早い復興を心よりお祈りいたします。

今でも連日大小数回の余震があり、放射能の問題もなかなか解決の見通しがたたず、停電や品不足など心休まらず落ち着かない日々が続いておりますが、
日本全体が少しずつ復興に向けて進み始めているようです。
我々プロ連盟も、新しいシーズンとなる4月からは、被災した方々への義援金を募り、リーグ戦や大会(一部賞金を義援金とする)を開催して行きたいと思います。

まず皮切りとなるのは28期目となるプロリーグの開幕戦です。
昨期25年目のシーズンを終えた私は、何とも情けないことに20年ぶりにB1リーガーとなってしまいました。
3期生の私がプロリーグデビューをした頃は、B2リーグまでしかなく、総勢50〜60名程でした。
当時の研修で、実力上位と認められた者は、1つ上のB1リーグからのデビューという特典があり、同期の沢崎さんも私もB1からでした。
沢崎さんは直ぐにAリーガーとなりましたが、私は昇級に5年もかかりました。
そして今、再びスタートラインに戻ってしまった訳です。

一度は鳳凰位にリーチをかけた(決定戦に残ったの意)時もありましたが、ツーランクも堕ちてみると、遥かに遠のいたように感じられる鳳凰位。
新人の頃なら気力も体力も情熱もバリバリで、上しか見えなかったのですが、年齢的な衰えには抗いようがなく、
上り坂の元気な若手達にボコられて、噛ませ犬となりCまで堕ちる自分、経験と技術の蓄積のおかげでこれ以上降級はしないが、
Bリーグの番人と化し、60歳を過ぎてもしぶとく粘っている自分、格の違いを見せつけ、圧勝してAリーグに戻り再び鳳凰位を目指す自分、

様々な自分の姿を想像しながら「そろそろ引き際かな?競技運営の仕事に専念したほうがいいのかな?」と引退の2文字が度々脳裏にちらつく毎日。
だがしかし、大相撲で言うなら本場所であるプロリーグを辞めたら、現場で運営しながらも寂しい思いと後悔の念で一杯になるに決まっている。

それにまだ、上には1期目からずっと28年間A1に君臨し続け、A1の象徴とも言える荒さん、還暦を過ぎてA1に復帰した伊藤さん。
同期、同年代ながら常に最前線でタイトル争いをする沢崎さんと前原さん。
今回、A1から降級してしまったが、27年間降級を知らなかった、60代でもまだまだ元気な鳳凰位3連覇の古川さん。

さらには、プロリーグこそ20年ほど前に引退されたが、ついこの間、今回からタイトル戦としてリニューアルした、
[第1期麻雀グランプリMAX]で、現役バリバリの猛者達を一蹴し、見事に優勝された今年75歳の小島先生。

皆さん昔から私より上にいて、実績も格も上の方々、お前なんかとは格が違うと言われればその通りですが、
長い間、共にプロ連盟を支えて頑張って来て、今なお変わらぬ活躍を見せる先輩方より先に、引退うんぬんは失礼かとも思いますので、
逃げずにまた初心に帰ったつもりになって、もう少し頑張ってみることにしました。

平均年齢の高いA1と違って、ぐっと若くなるB1リーグ。
間もなく55歳になる私ですが、プロテストや研修で面倒をみてきた後輩達の中で、
Aリーガーに近づいてきている、力も勢いもある若手達と競い合うのも愉しみではありますしね。

「Bリーグのみんな!俺の引退を早めないように、少しは先輩に気を使って優しくしてくれよ!間違っても土足で僕を踏み台にして行かないように。」

なんか私事ばかりになってしまいましたが、プロリーグは今期総勢320名くらいになる見込みで、
長年に渡ってお世話になっている会場だけでは収容しきれず、第2会場も用意することになりました。

現在、1番下のD3リーグから入る新人は、ストレートに昇り続けて6年。
特昇リーグやマスターズ、十段戦優勝などのジャンプアッブを利用できれば、最速4年で鳳凰位になれる可能性があります。

数年後、参加人数が400、500となっても、やみくもにリーグ数を増やしていくつもりはありません。
リーグ数が増え過ぎると、鳳凰位までの道が遥か彼方となり、あまりにも非現実的となってしまうからです。

下のリーグを横に増やしたり、ある程度の人数でプロリーグの人数を区切って、それ以下は研修リーグとするなど、幾つかの方法を検討中です。
競技部では、常に皆さんがより良い環境で、真剣に対局ができるように考えております。

大人数のため手が回らない部分もあるかと思いますが、一生懸命やっていきますので、
皆さんも新しいシーズンに向けて、気持ちを入れ直し対局や麻雀活動により一層頑張ってくれるよう期待したいと思います。


最後は、震災の話しで終らせていただきます。

我々麻雀プロには、こんなときに役に立つ大した能力もありません。
ただ、1日も早い日本の復興を願って、シーズンを通して出来るだけの支援活動を行って行きたいと思っております。
連盟員の皆さんも、麻雀ファンの皆さんも、心を1つにして一人一人が今出来る事をやって行きましょう!

 


                                    




執筆:藤原 隆弘

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