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プロ雀士コラム

「小島武夫の実戦リーチ麻雀」

執筆:小島 武夫

 

今度、三重テレビで6年近く放映してきた、「小島武夫の実戦リーチ麻雀」が、今回で最終回を迎えることになった。
最初は2年くらいで終わりになるかと思っていたら、6年近くも続いたのは出場者がファンに受けたからだ。
私の名前で人気が出たわけではない。ブレイクしたのは女流プロが出てである。

その時の女流プロは、二階堂瑠美、和泉由希子、宮内こずえの3人。
私はこれまで、女流プロと対局したことはあまりない。だからどの程度打てるか把握していなかった。
その日は半荘6回打ったが、1回戦の東3局で、私に大三元を振り込んでハコになった和泉が、3回戦のときにはトータルでトップに立っていた。
これには私も驚いた。


内容を見てみると、私に役満を打ったあと2回戦は慌ててない、よくこんな時にツキを取り戻すためと、チー、ポンが激しくなるが、変なアガリはしていない。
失点を取り戻すために、落ち着いた手作りをしていた。狙うべきところは、きっちり狙っていた。
だから3回戦が終わった段階で、トップになっていたのだ。

和泉がどんな麻雀を打ったかは、去年の王座戦(モンド21)を見ると分かる。
そんなに離されない様に距離を考えて最後の一発でものにした。
あの対局を見たかぎり、和泉は王道の戦いをしていたと思う、それは誰もが認めていたところである。

私は、若い男性の対局、若い女性の対局をハードディスクで録画して見ている。
配牌をもらって、とにかく早くアガろうとする。だからテンパイへの最短距離を考えて手を進めている。
その為に手役を無視している打ち手が多い。ただ、アガることを考えて手を進めている。
普段から手役を考える力を鍛えている連盟の打ち手は配牌をもらって、この手からどうやって手役を狙うかを考えている。
全部が全部そうだとは言わないが、手役を狙う打ち手の方が多いのは確かである。
それと同時に、相手の動きにも気を使っている。


黒沢咲、北条恵美、高橋葵との対局の時、親の黒沢が、

 ドラ

こんな形となり、そこに高橋に赤5が入っている手だったが、をがっちり絞って、親の黒沢はテンパイすらできなかった。
これには、牌譜をつけていた、馬瀬くん(番組スポンサー関係の方)も感心していた。

馬瀬くんは阿佐田哲也さんが作っていた謡の会のメンバーだったから見る目はたしかである。
森山、荒、もメンバーだった。

テレビを観ている視聴者は、プロがどんな打ち方をしているかそれを知りたいのでテレビを観る。
二階堂亜樹、田村りんか、王政芳、の時などは、亜樹も手を作るし、田村も手役を作るから人気が出た。
田村と、亜樹の戦いは見事だった。

親のりんかは、ドラのを暗カンして破壊力のある手だ。そして亜樹は、

ここでをツモ切りした、その牌をりんかがポンしてを捨てた。
それを亜樹が仕掛けてテンパイ。
りんかはドラを暗カンしている親。亜樹はダブ南暗刻。
りんかの切りは勇気がいる。亜樹の手が明らかにマンズなのにりんかはを捨てた、このを亜樹がポンして切り。
このぎりぎりの戦いをファンは喜ぶ。紙一重のところの攻め合い、これが受ける。
手役をしっかり狙っているからできる芸当である。

長内真実は凄かった、相手は中川由佳梨、蒼井ゆりか。

東1局、北家。

 リーチ 一発ツモ ドラ ウラ

これでリーチをかけ、一発でをツモ。ウラドラがで跳満。

1回戦は、58,400点でトップ。2回戦は私がトップで、中川が2位、長内3位。
3回戦、中川がメンホンの12,000点をアガッた、トップは47,300点で長内。
5回戦も長内がトップで、トータルもダントツ。とにかくスバラシーイアガリの連続でマイッタ。



今回が最終でメンバーは、山井弘、佐々木寿人、内川幸太郎。
東場は小場の戦いで、南場に入って佐々木得意の手が出た。7巡目に、

 

リーチ!そして一発でツモ。しかも、ハネ満。
1回戦はオーラスで満貫をツモって私がトップ。

内川が手役にこだわっているなと感じたのは5巡目に、

こうなって、ぎりぎりまでピンフ三色にこだわってきたが、終番になってとりあえず、

 チー

をチーしてテンパイに受けた。
その後は、ドラを頭にしたタンヤオ、ピンフなどをアガッた。


私がここでとりあげたいのは佐々木でも、内川でもない。
これまで調子がいまいちで、なんともアガリに結びつかない山井である。

山井は富山生まれで、とにかく北陸、東北生まれは粘り強い。
山井もお他聞にもれず我慢強い。

3回戦の南2局までアガリらしいアガリがなく、

 ドラ

が入ったチャンス手がようやく入った。
5巡目か6巡目にソーズを志向していた南家の私がを捨てた。
この時、河にはは顔を出していない。並みの打ち手ならポンして、のシャンポンに受ける。
出ると跳満、ツモると倍満、だが山井は鳴かない、そして次にが重なるとを切りだした。
ツモるかどうか判らないトイトイより、メンゼンで行こうと決めたのである。

が重なった七巡目では、

こうなって、を1枚落とせば七対子になる。だが、それもやめてメンゼンに固執した切り。
ここに山井の真骨頂を見た思いである。

10巡目にをツモってリーチ!
河には、が1枚、は1枚出ていた。(は私が捨てていた、さらに2枚目のも私がつかんでオリていた)
そして、追いかけリーチをかけていた内川が、ホウテイで2枚目のを掴んで振り込んだ。

この局面はこれから放映されるが受けること間違いなしである。







執筆:小島 武夫

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