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プロ雀士コラム

麻雀プロとして感じたこと

 




こんにちは、平岡理恵です。

今回はコラムということで、原稿の依頼を受けたときは、どのようなことを書こうか悩みましたが、
考えた結果、これまで麻雀プロとして活動してきて私が感じたことについて書こうと思います。




まず、私が所属している静岡支部について。

現在私は、静岡という土地で腰を据えてプロ活動をしています。

今でこそ地方で活動する麻雀プロは増えましたが、
私がプロになった当初は、静岡県在住のプロは片手で足りるくらいの人数しかいませんでした。

年々プロ試験を受ける人数が増え、それに伴い6年前、望月雅継プロを筆頭に静岡支部を立ち上げるに至りました。
おかげ様で静岡県在住のプロは18名ほどになり、プロアマ混合の静岡リーグ参加者は45名になりました。

プロの麻雀に興味を持っているアマチュアの方はたくさんいて、年々参加者が増えています。
プロはアマチュアの方との交流する機会が少ないので、こういった場はとても重要だと思っています。

静岡は若手中心の支部ですが、参加者はただリーグ戦に参加しているというのではなく、
午前中に対局がなくても他の対局を見学したり、対局終了後には大勢で勉強会を行っています。

また、新しい期が始まるときは朝8時半に会場に集合して朝礼を行ったり、
半年に1回支部会議を開いて問題点を出し合い改善したり、
支部全体がより良い方向に進むよう一丸となって協力し合っています。



熱気溢れる静岡支部員達

 

 

大きなタイトル戦は、ほとんどが東京で行われているため、地方在住のプロはそのたびに上京しなければなりません。
移動だけで疲れてしまうこともあり、また交通費宿泊費など経済的にもきついでしょう。

それでも、地方で長年活動しているプロや、将来活躍が期待される若手プロには、これからも頑張ってほしいと思います。




次に、麻雀教室について。

なぜ静岡という土地にこだわっているのか、東京に住もうと思わないのか、ということをよく質問されます。

私は生まれも育ちも静岡なので、慣れ親しんだ土地から出ることに対して億劫になっているのかもしれませんが、
地方で老若男女問わず色々な人に麻雀の楽しさを広めたい、ということがプロになった当初の目標だった私は、
現在静岡で初心者向けの麻雀教室を開き、普及活動に精力を注いでいます。



静岡で初めて教室が開講したのが、今から7年ほど前。
その当時、静岡に在住していた先輩プロが講師として、まだ大学生だった私は講師アシスタントとして携わっていました。

大学を卒業してからは一旦就職したので講師アシスタントを続けることが困難になり、麻雀教室からはしばらく離れていましたが、
3年前に再び講師の話をいただき、現在は3コース担当しています。

ほとんどが年配の女性ですが、親子(母と娘)や若い男性や女性も参加していて、麻雀によって人と人のつながりが膨らんでいったらいいなぁと思います。



麻雀教室での風景

 

麻雀のイメージというのは年々良くなってきているとは感じるのですが、それでも、まだなお悪いイメージを持っている方が多いようです。

教室の生徒さんの中には、御主人に内緒で通っているという方もいます。
麻雀は男性の遊びであり、主婦が集まって麻雀していたらイメージが悪いから、というのです。

プロ麻雀界では私達のような女流プロが前面に出て麻雀のイメージアップに繋がるよう活動していますが、
なかなか昔のイメージを取り払うのは難しいようです。

健康麻雀が流行ってきているので、もっともっと色々な方に麻雀に携わってもらいたいし、将来は女性が胸を張って遊べるような競技になればいいなぁと思います。

そのためには、まだまだ私達プロの努力が必要なのですね。





最後に、プロ意識について。

私の知り合いに囲碁界と深い関わりをもっている21歳の女の子がいるのですが、
彼女と話をすると、いつも良い刺激を受けます。


囲碁界には、大きなスポンサーがついています。
おそらく、囲碁が好きな方達に政界の大物や大会社の社長などが多いからなのでしょう。

しかし、一般的には囲碁人口よりも麻雀人口の方が多いと言われています。
麻雀が好きな方はたくさんいるはずですが、悲しいことにイメージの問題でスポンサーとしてつくわけにはいかないのかもしれません。



イベントを行うにしても、試合を行うにしても、規模が違います。

イベントにはアマチュアの女流高段者がゲストで呼ばれ、一般のお客さんと手合いをするらしいのですが、
アマチュアといってもかなりの腕前で、一度に十人を相手に勝負する十面打ちもできるそうです。

一方プロは、試合に勝つために人生を捧げるほどの努力をし、試合の前日から部屋にこもり、誰とも話さず精神統一をしているそうです。

囲碁のプロを目指すには、中学生の頃に高校進学かプロ入りするかを決めなくてはならないようで、
あるとき彼女は私に、「麻雀のプロ試験を受けるには二十歳を超えたら無理ですか?」 と聞いてきたのです。

私は、囲碁界の厳しさ、そしてプロ意識の高さを痛感しました。




最近彼女は頻繁に私の対局を観戦に来てくれるのですが、
「大事な試合なのに見に来てすみません。集中できなかったり、迷惑をかけてしまったりしないですか?」
と、よく言います。

そして、対局前や対局の合間などに対局者同士が仲良く話をしていることに驚いていました。

普段どんなに仲が良くても、ひとたび試合の会場に入れば全員がライバルなのです。

彼女は、私にプロ意識について考えさせてくれる貴重な存在です。



試合に負ければ悔しいし、次は勝ちたいと誰もが思うはず。

でも、本当に悔しがるだけの努力を自分がしているのかと聞かれた時、
いったいどれだけの人が、胸を張ってうなづくことができるのでしょうか。



まずは麻雀が強くなる努力を怠ってはいけないですし、
一つ一つの行動に注意し、意識をもっともっと高めていかなければ、麻雀界全体のイメージは改善されないでしょう。

これからも、高い意識を持って麻雀プロとして活動していきたいと思います。





文責:平岡 理恵(執筆:2008年7月30日)

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