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プロ雀士コラム

若い人たちへ

 


阿佐田先生が亡くなってから19年になる。阿佐田先生と一緒に、飲みながら麻雀の話をよくした。
そのなかで印象に残っている言葉がある。
それはある局面で、ここでチーすれば和了れてこれからの展開が良くなることはわかっているが、プロなら鳴きたくはない。
一般の人にはプロと戦ってもハンディがないから、プロはそれくらい余裕を持って相手にしたい。

今の打ち手でそんな気持ちで打っているのが、どれだけいるか。
少なくとも僕は、そんな気持ちで打っている。

全国のプロと名乗っている人よ、恥ずかしいとは思わないのか。
プロ同士の戦いなら、まぁ許せるが、それでも格下相手では同じレベルで戦わない。
それがプロのプライドだと思っている。

引っ掛けも似たようなものである。
たとえば を捨ててカン 待ち、こんな待ちもやりたくない。
モロ引っ掛けはない、プロならそれくらいの余裕を持って戦いたい。
プロを意識した場合、一般の打ち手とは一味違うところを見せなくてはならない。
一般の人と同じ考えではプロと言えない、と私は常々思っている。

たとえば、タイトル戦で優勝したとする。それはそれで意味があるが、私は優勝したという事実自体にあまり興味はない。
それよりプロセスをどう戦って勝ったかのほうが意味深いものがある、と思う。
アマチュア並みの手筋で勝っても、それはなんの自慢にもならない。
「さすがはプロだ、俺達はああは打てない」と、思わせなくてはならない。
それくらいの美意識を持って打ってほしい。

新撰組を結成して、まず最初にやったことは捨て牌作りの研究である。
ツモって和了るのもいいが、大事なことは相手に振り込ませることである。
振り込めば相手のツキを奪うことになる。
それには捨て牌を巧妙に仕掛けなくてはならない。
単純に の形があって、 待ちを無いように見せかけるには、前出の形から と切り出す。
待ちが残っているから は出にくいが、 なら相手も警戒が薄れて打ってくるだろう。
手の中に の形があって、 の待ちを残す場合は、普通 の順に捨てる。
そして手牌に が残るから、 待ちが警戒される。だから が無警戒になり出やすくなる。
仮に と切らないで と切ると、 が出やすくなるだろう。
かもうひとつのトイツがアンコになるかもしれないから からは切れない、という意見もある。
しかし私なら、 をもう1枚持ってくれば、喜んでツモ切りする。
手なりで打つ人は、そんな考えを持っていない。つまり、余裕がないのだ。




阿佐田先生と新撰組の一人だった古川凱章さんと一緒にああだこうだと言いながら研究しあったものだ。
今の若い人はそのような研究心が足りない。
ただ勝てばいいという安易な考えで打っているから、美意識が欠落している。
そんな大事なことを知らないから、つまらない打ち方になってしまうんだ。
強いて云えばプロ意識がない。
だからアマチュア見たいな事を平気でやる。まぁ、資質の問題だから、一生直らないだろう。

麻雀界の将来を担う若い人たちには、もっと意識を高く持って麻雀に取り組んでもらいたい。








文責:小島 武夫 (執筆:2007年04月27日)

 

 

 

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