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プロ雀士コラム

何切る方程式

 


日本プロ麻雀連盟「ロン2」カップのテレビ収録が2月8日に行われました。
日本プロ麻雀連盟オフィシャルネット対戦サイト「ロン2」での予選を勝ち抜いた2名のユーザー代表と14人のプロが4チームに分かれてのチーム戦全4戦です。
どんなチーム構成なのか、どんな内容か、言いたいんですけど、今は言えないんですよね。

パソコンテレビ「GyaO」での放映開始は3月2日から、4週連続で金曜日にリリースされます。楽しみですね。

出来映えはどうか、全体を私的に見ると80点でしょうか。
えっ、それじゃ見てもつまらないのでは、って、いえいえ、そんな事はありません。私の評価は厳しいですからねぇ。
どちらかと言って、面白いかな。いやいや、かなり面白いですよ。
4戦全部を見て、日本プロ麻雀連盟か「ロン2」にメール送って欲しいですね。
感想を是非聞かせて下さい。お願いします。


さて、コラムを書けとの命令がこごっちプロから来ました。
日本プロ麻雀連盟の為に書いてくれますよね、といった圧力と感じました。
とても断れません。
最初の締め切りは12月のいつだったか、のらりくらりとしていたのですが、もう逃げられません。
明日(2月16日)からは、幕張で「麻雀格闘倶楽部」のイベントがあるのです。
ギリギリにならないと力が入らないのは、年齢もあり性質もあり 。
まっ、昔からそうでした。勉強だってテスト前日の一夜漬けしか記憶にありませんものね。
で、何を書くんだよって、それがなかなか浮かばない、困ったものです。
と、目の前に麻雀の何切る問題がプリントされてありました。
これは、私がiモードサイト「麻雀GP」に出している何切る問題、「森山プロの麻雀脳力」に出題したものでした。
いつも、メールで原稿は納めます。
それがプリントされているのは、理由があります。
問題の作成を若手プロに依頼しているのですが、イマイチの問題がボチボチありまして、加工して完成させるのに毎月かなりの時間を費やしているのです。
それを、指導して問題のレベルを上げ、実は楽をしたいのでありまして、その指導材料なのであります。

では、その一例、次の二つの三択問題は修正前と修正後、答えも考えながら、どちらが私、森山が修正改良した問題か考えて下さい。

(A)東1局 北家5巡目 ドラ  持ち点25000

ツモ 

A  B  C 

 

(B)東1局 東家5巡目 ドラ  持ち点25000

ツモ 

A  B  C 

 
どちらが私の出題か判りましたか?

 

二つの問題は何箇所か変っていますね、その一つ一つに意味があります。
それでは、二つの問題を対比しながら考えてみましょう。


ピンズの形から話を始めます。ツモ牌が  と  で違っていますが形は同じです。
もちろんどちらも678三色狙いです。
ただ、 を引いたのと  を引いたケースでは、微妙に感覚が違います。
 を引く方が手は678三色に伸びる感触が強いのです。
そうであれば、Bの問題では、  二つの答え、どちらも悪くありません。

次に東家、北家の違いと   の頭の違いを加えて考えます。


東家の場合は連荘が大切になり、ポンテンが取れる形が大事です。
そこで問題Bでは  切りが正解なのですが、 を引いた時に  を頭と考えたなら、マンズの待ちが  、  待ちと偏る欠点があります。
 引きは、  待ち、 でタンヤオが崩れるので無視するとしても、 引きの価値が薄いのは不満です。
それならば、マンズの変化は求めずポンテンは取れずとも  切りとしても良く、 切りと  切り、どちらの答も益々差はなくなってしまうのです。

そして、ドラの差が加わりました。
問題Bでは、 がドラ、Aでは  が頭で  がドラです。
ドラが  なのでツモ  のケースを考えねばならず問題Aでは、 切りが絶対的な正解になります。
つまりツモ  の場合は  の頭残しが不可欠なのです。
更に正解の問題Aでは、 ツモにして対子系の伸びを考えさせたり、北家にする事で、ここは役を狙っても良かろうと  を切りたくさせる罠も仕掛けてあるのです。
この問題設定に欠点があるとするなら、仕方なく入れた選択肢  切りでしょう。
誰も  は切りませんものね。



手順は麻雀の基本です。
何切る問題は、その基本を組み合わせた方程式なのです。
そこに隠されている法則性を見つけ出すことが、上達への一歩と言えるでしょう。

自分の名前で発表しているので責任を持ってやっていますが、団塊の世代はそろそろ楽をしたいお年頃。
若手プロ諸君、頑張ってくれ、頼むよ、お願いしますよ。




文責:森山 茂和 (執筆:2007年02月15日)

 

 

 

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